大阪の雨漏り修理費用の相場(適正価格)平米あたり〇○○○円
まず雨漏りを幾つかの属性で分類しましょう。まずは部位と材質
一口に雨漏りを止めるといっても、雨を止めるお仕事には
実に様々な職種の職人さんが携わっているんです!
瓦やスレート屋根(コロニアルやカラーベスト含む)は屋根屋さん。
屋根屋(屋根工事業者)の中でも瓦専門、スレート専門、またはどちらもできる業者さんも大勢います。屋根葺き材でアスファルトシングルは屋根屋さんか防水屋さん。
折板屋根や瓦棒屋根、金属系シングル葺きのような金属系屋根葺き材は板金屋さんが本業、屋根屋さんもカバーしているお店が多々あります。
屋上、ベランダ、ルーフテラスといったフラットな屋根(陸屋根)は
防水屋さん。カーテンウォール目地切れ打替えはシーリング屋さん。
外壁モルタルやコンクリートからの雨漏りは防水屋さんか、防水に明るい塗装屋さんか防水に明るい左官屋さん。地下室やピット、各種水槽は防水屋さんか止水屋さん(止水という水を止める専門工種があります)か防水に明るい左官屋さんに相談してみてください。
なので、まずは専門を見極めましょう。八百屋に魚は売っていません。「ハイハイちょっと待ってくださいネ」と言って裏口から隣の魚屋さんで仕入れて売ってはくれますが・・・それってどうなんでしょうか?
専門家が分かったら次に「雨漏り応急補修」か「全面改修」かとう選択ですが、折角、専門家に見てもらうのだったら2案共見積もってもらって下さいネ。「応急補修」ならいくらですか?「全面改修」ならいくらですか?という風に現状予算が無くてやむなく応急補修を実施したとしても、いつかは全面改修する時期が到来しますので、事前資料収集ができます。
さて、本題の適正価格の問題ですが、自治体や大企業、大規模マンション管理組合等では計画的に建物の計画修繕予算を編成しています。8年毎には給排水・電気の改修を実施するとか、10年~15年毎に屋上防水や外壁改修を実施するとか、30年毎に建具や外構、ガスや盤関係を改修しようとかです。
前述の通り屋上防水改修や外壁仕上げ改修は10年~15年毎に計画される事が多いです。改修工事という事は元々の機能性能を向上させるという行為なのですが、建物の元々の機能にまで回復させる修繕工事(故に計画修繕工事と呼ばれています)の予算の組み方はザックリ屋上も外壁も平米あたり10,000円を計上している例が経験上多いです。もちろんそこには仮設費、下地調整費、諸経費等込です。
例えば屋上床1,000m2、外壁外壁(開口等を無視して)5,000m2なら6,000万円というラインをまず定めて、それから断熱性を付与したり、高耐久性にしたり、意匠性を向上させたり機能向上工事費を上乗せしていく手法がよく用いられます。
ですがビルディングと一般家屋では施工規模もちがいますので、小規模補正を1.3~1.5倍見込んだとしても平米当り13.000~15,000ぐらいが妥当だと思います。また改修工事の発注最低額は広さに係らず100,000ぐらいじゃないかと思います。
ですから現状まで回復(長期にわたって雨漏りを止める)だけの工事で平米あたり20,000は高すぎますし、6,000では安すぎます。役所でも所要の品質が保たれないと言う理由から最低制限価格割れで失格になります。
一方、応急補修の場合は、メインの職人さん1名、補助の職人さん1名(高所作業等あるので1名では危険です)と必要な仮設材、道工具、補修材料、お店の経費でトータル 50,000前後(40,000~60,000)は最低必要だと思います。
ですので応急補修で200,000とか見積りが出てきたら「もっと補修箇所を絞れませんか?」とか或いは「2年~5年漏水保証してくれますか?」と尋ねられたらいいと思います。逆に20,000とか30,000とか安価過ぎると、補修工事中に「新たな補修しておくべき箇所を発見しました」とか言って追加見積りされたり、勝手にやって追加請求が来たりしかねます。安過ぎる見積りがきたならば、「もっとよく見て下さい」とか「追加請求は一切無しですよ」とか充分確認されるべきです。
小社ひかり化成では大阪府下、特に堺市と近隣する下記※1の市町村では実際に現地を直接拝見して、応急補修、全面改修のご提案をさせて頂けます。ではその他の地域の全国ブログ読者の皆様が
適切な屋上防水改修の調査と仕様提案、適正価格のお見積をご依頼できる団体をご紹介しますのでご安心ください。
防水工事の種類は様々です。星の数ほど防水工法が存在します。材質的にもアスファルト、改質アスファルト(ゴムアスファルト)、ウレタンゴム、塩ビシート、加硫合成ゴムシート、frp、ポリマーセメント、クロロプレンゴム、アクリルゴム、非加硫ゴムシート等です。
防水構法(工法)もまた様々です。密着工法、絶縁工法、押え工法、露出工法、かぶせ構法、撤去構法、通気緩衝工法、機械的固定工法等、既存の下地の状況を加味して適材適所に使い分けます。
そうした防水アイテム(材質・工法)を全てを使いこなす、日本を代表する老舗総合防水メーカが2社存在します。その2大防水メーカーが中心となって優れた施工技術を持った防水屋さんの事業協同組合が関東・関西それぞれにあります。そこにご依頼されれば選りすぐりのメーカーさんが、選りすぐりの防水材と工法で、選りすぐりの工事屋さんを親切にご紹介して頂けますので是非お気軽にご相談ください。
綜合防水材メーカー(その1)
田島ルーフィング株式会社さん系
■ 関東防水管理事業協同組合
〒101-8579 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX南ウィング21階
TEL 03-6837-8888
■ 関西防水管理事業協同組合
〒550-0003 大阪府大阪市西区京町堀1-10-5
TEL 06-6443-0431
綜合防水材メーカー(その2)
日新工業株式会社さん系
■関東防水リフレッシュ事業協同組合
〒120-0025 東京都足立区千住東2-23-4
TEL 03-3882-2483
■近畿防水リフレッシュ事業協同組合
〒550-0013 大阪府大阪市西区新町1-12-22
TEL.06-6533-3191
※1有限会社ひかり化成が調査見積りにお伺いできる市区町村例
堺市堺区・堺市中区・堺市東区・堺市西区・堺市南区・堺市北区・堺市美原区・大阪狭山市・和泉市・河内長野市・松原市・藤井寺市・羽曳野市・富田林市・高石市・泉大津市・大阪市北区・大阪市都島区・大阪市福島区・大阪市此花区・大阪市中央区・大阪市西区・大阪市港区・大阪市大正区・大阪市天王寺区・大阪市浪速区・大阪市西淀川区・大阪市淀川区・大阪市東淀川区・大阪市東成区・大阪市生野区・大阪市旭区・大阪市城東区・大阪市鶴見区・大阪市阿倍野区・大阪市住之江区・大阪市住吉区・大阪市東住吉区・大阪市平野区・大阪市西成区等